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October 2005

October 31, 2005

BANKART

先日、彫刻家の牛島達治さんからメールが来て、横浜でBANKART,横浜トリエンナーレ2005に連動し、展覧会しているからオープニングにどうぞ・・・ということで横浜での仕事帰り、28日、横浜BankART Studio NYKにちょっと行って来ました。なんと「BankART Life-24時間のホスピタリティー」のオープニングもいっしょだったので、大盛況でしたね。これはどちらかというと建築家が主体です。企画にもかかわっている池田修さんもいて、立派なパンフもいただきました。ありがと。

舞踏家の大野一雄も車椅子で介助の方たちといっしょに来ておりました。期間中に大野一雄フェスティバルもあるからです。

いろんな建築家のアイデアに富んだ作品もいっぱいあって興味深かったのですが、やはり牛島達治の機能のない大空間の作品がいちばん面白かったですね。(身内ビイキかもしれませんが・・・)

建築家たちは機能(テーマ、ホスピタリティ)にとても素直に反応している作品が多かったです。今はこれくらい素直で、明るいのがいいのかも知れません。楽しませていただきました。バンクアートはいろんな試みをしているので、時々のぞいてみると面白いですよ。皆さんも横浜トリエンナーレといしっしょに、横浜BankART Studio NYKにもおたちよりください。何か発見があるかもしれません。

http://www.h7.dion.ne.jp/~bankart/

バンクアート1929のHPから見ることができると思います。

来馬輝順:建築工房 匠屋

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October 26, 2005

Finland Cafe 2005

先日事務所の近く(中目黒)のイベントスペースで開催されている「Finland Cafe 2005」に行ってきました。
去年も開催されていたこのイベント。存在は知っていましたが去年は行けずにいたので今年はRecipe Member と一緒に行ってきました。主催がフィンランド政府観光局ということで国をあげてのイベント??今年で4回目だそうです。中身はというと、期間限定のカフェ&マーケットがあってそこで軽く食事をしながらフィンランドの家具、小物などが購入できるというスタイルでした。また、日によってはデザイナーの展覧会やJAZZライブなどもあって毎年盛り上がっているそうです。僕らが行ったのは夜だったのですがランチもやっているとのこと。次回はランチタイムに行ってみようかなぁと思ってます。

詳しくは、Finland Cafe 2005 まで! HPも色使いとかおしゃれですよ。

今回参加できなかったメンバーのみなさん。次回は一緒に行きましょう!!

f_cafe05

さてさて、フィンランドで有名な建築家といえば 「アルヴァ・アールト」がいます。

アールトは建築や家具、ガラス製品などのデザインもしています。もしかしたら家具、ガラス製品などのほうで名前を知っている方のほうが多いかもしれません。ですが建築もすばらしいものがたくさんあります。(コエタロ、マイレア邸、フィンランディア コンサートホール)

20世紀を代表する現代建築家の一人です。

以前にRecipeの勉強会で「ルイスカーン」をまとめて発表しました。今度は「アルヴァ・アールト」を掘り下げてみようかなぁ。

北欧といえば、Recipe Member の大庭建築設計事務所の大庭さんが以前滞在されていたところです。こんど大庭さんに「北欧特集」でもやっていただこうかなぁ。

お願いしますね。大庭さん。

建築工房 匠屋;小宮徳教

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October 24, 2005

匠屋の住宅

10/23に建築工房匠屋の台東区の物件の見学会をしました。

建物はRC造の3階建ての2世帯住宅です。

taitou01taitou02 中庭の吹抜

室内外の吹抜

木とRC

世帯間の気兼ねない関係づくり

などのキーワードをもとに進めていきました。

ファサードには開口部をたくさんも設けて南からの光をたくさん取り入れています。

RCの荒々しい肌合いと木の優しい肌合いが合わさった温かみのある住宅に仕上がりました。

詳しい写真等は建築工房匠屋のHP「的家学にUPを予定しています。

見学会にきていただいたみなさん。どうもありがとうございました。

そして快く見学会を了承してくださったお施主さんにも感謝です。ありがとうございました。

建築工房匠屋 小宮徳教

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October 18, 2005

黒い豆のお茶

今、黒豆茶なるものを飲んでます。
香ばしいけど甘い感じなお味でございます。なかなかうまいです。
毎日飲んでお肌ツヤツヤなんてパッケージには書いてありますがどうなんですかねぇ。

豆のままのタイプとティーパックになっているやつがあって事務所にあるのはティーパックなんですが豆のままのやつは何回か煎れたあとの豆が食べられるんです。
普通の豆ですが手を出し始めるとやめられないみたいなところもあります。

コーヒー党の僕ですがたまにはお茶もいいかななんて思ってます。

(個人的には烏龍茶が好きです。)

kuromame

黒豆茶。みなさんも確認してみてください。

実はこの黒豆茶は来馬さんの生徒さんに教えてもらったものです。

その生徒さんたちもみなさん飲んでるそうですよ。

建築工房 匠屋:小宮

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October 03, 2005

ルイス・カーン

2005/9/27 recipe 27th レポート. 場所を1Fの喫茶店「ミロ」に移して行われた第一回の勉強会. 小宮くんがレポートでネタを提供、それについてみんなでお酒を飲みながら話をしました.

ルイス・カーンといえば、言わずと知れた近代建築の巨匠の1人. コンクリートの打ちハナシの仕上に木、石、レンガなどの素材の組み合わせ、幾何学的なプラン、丁寧な光と開口部の扱いなど、非常にカッコイイ建築を数多く残した建築家ですね. 日本で大変に人気のある建築家です. 安藤忠雄さんはコルビジェとよく口にしますが、あの打ちハナシコンクリート表現はやっぱりカーンなんでしょう. キンベル美術館、イェール大学アートギャラリー、リチャーズ医学研究所、ソーク生物学研究所、そしてインドのIIMやダッカの議事堂などの名作は建築やっている人なら誰でもしっているところ. 椅子や照明のデザインはしていないので、もしかしてインテリア関係の人には馴染みが薄いのかもしれません. また、カーンは遅咲きの建築家で(たしか50を過ぎて有名になった)私のような弱小建築家に勇気を与えてくれる建築家でもあります. 個人的な人生を見ると、最後はペンシルバニアの地下鉄の駅で死をとげおり、また正規の?家庭の他に2つくらい家庭があって子供もいたとかという話や、構造家とやりとりなど、話題の豊富な人でもあります. そのいくつかの家庭の息子のひとりがつくった父親探しの映画「My Architect」があるそうです. 日本でもやると言われていますが、まだやっていないようですね. 見たいです.

kahn_houseさて今回はのレポートは『Louis I.Kahn Houses—ルイス・カーンの全住宅:1940‐1974 』(斉藤裕 文・写真/TOTO出版)をもとに、カーンの住宅に焦点を当てました. カーンは生涯50軒ほどの住宅を計画しており、忙しい中でも決して住宅の設計は断らなかったということです. そのうちの9軒が実現、エシェリック邸やフィッシャー邸などの名作があります. 計画のわりに実現しているのが少ないですが、例えばフィッシャー邸は完成までに7年の歳月を要しており、普通の人では当然付合いきれなかったのだと想像します. しかしその結果残ったものは写真を見るだけでもため息のでるような素晴らしいものです. しかもフィッシャー邸はキンベル美術館とほぼ同時期に設計されており、その大忙しの時期に、どうしてそこまでできるのか不思議に思います.. 本には多くの図面が載っています. 図面をみるとその密度のたかいこと. 私たちも住宅の設計をするのに気を引き締めていかないとな、と思わせるほどの密度の高さです. おそらく日本よりも雨の少ない地域でしょうが、窓まわりの水切等までキチンと処理されています. この辺のディテール も建物を長もちさせる秘訣でしょう. 住宅でも大規模な建築に通ずるアイディアが沢山あります. 「サーブドスペース」と「サーバントスペース」は「リビングブロック」と「スリーピングブロック」として明解なプランニングに反映されていますし、建物の内外を結ぶ中間領域、開口部の扱い、素材の組み合わせなどもそうです.

私自身はカーンの建築をほとんど見たことがありあません. ただひとつだけもう10年も前ですが、インド・グジャラート州にあるIIM(インド経営大学)を見たことがあります. 大学内には図面を管理しているアーカイブのようなところがあり、そこへ行って配置図をもらい、キャンパス内を歩いたのを思い出します. 敷地の中に幾何学的な建物が配置されています. 学生寮などは三角形のプラン. これがどのように収まっているのか不思議でしたが、歩いてみるとなんの違和感もなく、建物の隙間でさえ考えられている、と思わせるほど配置の計画はぴったりでした. 素材はインドでの施工性を考えたのでしょう、よく使われているレンガにコンクリートを組みわせる方法を選択しています. 日差しの強い土地ですから、堀の深い、あるいは2重の開口部を作っています(ダッカもそう). ときおりスリットから差し込む光り. どれもがきれいで動かしがたい印象をもったのを覚えています. 明解な幾何学的平面(と、もちろん考え方)で設計がしてみたい、と思ってしまいます. それにしてもプランをみるだけで美しい. 写真を見ていても飽きない.(ケンチクオタクのつぶやき).

カーンの残した言葉は難解な言葉が多いと言われていますが、家に関してこんな言葉も残しています.
 空間の本質はどんな建物でも同じである.
 空間の始まりを見つけだす.そこには人が暮らし、集う場所がある.
 まさに「家」は建築の始まりを意味するものである.
カーンの建築のもつ美しさと優しさは、この辺に理由があるのかもしれません.

大庭明典(大庭建築設計事務所)  

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