my architect
28日ルイス・カーンの映画「マイ・アーキテクト」をみてきました。初日と映画館のオープンということで、盛況だったようです。
ルイス・カーンという建築家は、日本の建築家にも多くの影響を与えていますが、最近の学生などの関心は低いのではないでしょうかね。僕たちの時代70年代はルイス・カーン、ジェームズ・スターリング、バックミンスターなどは近代建築の巨匠並みに扱われておりました。
ルイス・カーンのGAなどから出ていた図集を卒業設計時ににらめっこして、何かを必死につかもうとしたことを思い出します。丸い筒に三角の階段、その隙間・・・45度に振った矩形の微妙なバランス・・・何もつかめなかったのかも知れません。
my architect は、彼の愛人の息子の作ったルイス・カーンの映画です。
映像は美しく、自分の「父親」としての実像を求めながらも、彼の作り出した建物を通じて、建築家としての父を見つけていくというのがなかなかおもしろかったですね。良い映画でした。ただ、ルイス・カーンの大ファンの一人としては、神話にこだわらない姿には共感するけど、ちょっと情感込めすぎかなという感じはしました。、ただ彼をあまり知らない人にとっては、これくらい感情過多にしないといけないのでしょうね。
とはいえ、面白い映像やインタビューがたくさん、地元フィラデルフィアで都市計画などにかかわっていた時代のことはあまり知らなかったのですが、面白かったです。フィリップ。ジョンソンのコメントはしかし最高だったな。
渋谷Q-AX CINEMAで夜のみの公開のようです。お見逃しなく。
来馬輝順:建築工房 匠屋

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