靉光展
東京国立近代美術館に
「生誕100年 靉光展 AI-MITSU」展2007年3月30日(金)~5月27日(日)
をみてきました。
「眼のある風景」を観るのが目的です。
この作品は、一度見たら忘れられない絵です。ものやひとの、そしてこころの何か得体の知れなさ、不安が凝縮されています。
同時期の「軽い」シュルレアリスム系の絵画に比べ、独特の重みがあります。
同じコーナーにあった「シシ」「馬」「ライオン」とともに観るとさらに
いろんなメッセージが見えてきます。
絵画におけるリアルさは、例えばデュビュフェのようにキャンバスが物であることを示す方法や、絵画平面は具象に頼らず色や抽象形に還元するのが平面のリアルとか・・・色々ありますが
靉光、岸田劉生、さらにはフランシス・ベーコンのように、「もの、人、心」のもっているどうしようもない疎外感と一体感への希求とでもいうのでしょか・・・
こういったものを表現する絵画は、何か強いリアルな印象を残しますね。
「眼のある風景」・・・軽さのない絵画ですが・・・一度は見ておきたい作品です。
ほかにも「二重像」や「自画像」などもいいですな。
5月27日までです。
来馬輝順(建築工房 匠屋)
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