May 13, 2007

靉光展

東京国立近代美術館
「生誕100年 靉光展 AI-MITSU」展2007年3月30日(金)~5月27日(日)
をみてきました。
「眼のある風景」を観るのが目的です。
この作品は、一度見たら忘れられない絵です。ものやひとの、そしてこころの何か得体の知れなさ、不安が凝縮されています。
同時期の「軽い」シュルレアリスム系の絵画に比べ、独特の重みがあります。
同じコーナーにあった「シシ」「馬」「ライオン」とともに観るとさらに
いろんなメッセージが見えてきます。

絵画におけるリアルさは、例えばデュビュフェのようにキャンバスが物であることを示す方法や、絵画平面は具象に頼らず色や抽象形に還元するのが平面のリアルとか・・・色々ありますが
靉光、岸田劉生、さらにはフランシス・ベーコンのように、「もの、人、心」のもっているどうしようもない疎外感と一体感への希求とでもいうのでしょか・・・
こういったものを表現する絵画は、何か強いリアルな印象を残しますね。
「眼のある風景」・・・軽さのない絵画ですが・・・一度は見ておきたい作品です。
ほかにも「二重像」や「自画像」などもいいですな。
5月27日までです。

来馬輝順(建築工房 匠屋

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January 15, 2007

A@Aアート・アット・アグネス2007

13日土曜日、神楽坂のアグネスホテルで開かれていた、31軒の現代美術ギャラリーが開催する「A@Aアート・アット・アグネス2007」にいってきました。
3回目の開催だそうで、13日、14日二日間のみです。客室がそのままギャラリー空間、ベッドの上やバスルームに作品が・・・人が多くて、残念ながらゆっくりとはいきませんでしたが、なかなか面白い試みだなと思いました。アグネスホテルもこじんまりしていますが、心地よいホテルのように思います。
パーフォーマンスあり、ビデオあり、かなり幅広い作品が展示されていて、もう少しゆっくり見ていたい気にさせてくれます。
もう、現代美術という言葉も不要なのかもしれませんね。

来馬輝順(建築工房 匠屋

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August 07, 2006

プライスコレクション 若冲と江戸絵画

プライスコレクション 若冲と江戸絵画
東京国立博物館 平成館  2006年7月4日(火)~8月27日(日)
森美術館でも若冲の枡目描きで有名な「鳥獣花木図屏風」を見ましたが、なかなか興味ある画家ですね。NHK日曜美術館をたまたま見ていて。もう一度見てみたいなと・・・
全体を見て感じたことは、後半の展示の琳派が陳腐にさえみえてくるほど、若冲に迫力があったということです。
とにかく日本の江戸あたりの絵画の見方の基準が、僕自身は変ってしまったともいえるほどでした。

Jakutyuprice

最後の光の位置や変化で見る屏風はなかなかのものでした。少し赤みがかるとき金箔が美しく光ります。日本の障子越しの光、蝋燭の光のなかで見える屏風のイメージが少しわかったようなきがしました。
最後にあった銀箔の屏風はかっこよかったな・・・

三の丸尚蔵館 でも5期に別けて若冲を展示していますが、8月末で最後です。
みにいかねば。
今回の「鳥獣花木図屏風」とそっくりな枡目描きの作品「樹花鳥獣図屏風」は静岡県立美術館に有るそうです。

来馬輝順(建築工房 匠屋

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